2003.06 小笠原諸島 母島
 乳房山463m・貨物船旅行・南十字星
・イルカとダイビング


特殊装備:スキューバーダイビングセット(借り物)

今回の旅は、会社の希望退職に
同意した時から考えました
と言っても2ヶ月前の事。

心配した事:つい先日まで夜間は氷点下の
南アルプスにいて
今度は北回帰線に近い夏の島に来て
体調は持つか

期待した事:東京〜父島まで
不定期の貨物船に乗る事。
今まで旅客船やカーフェリーは乗ったけれど
貨物船は初めてだ。

乗船名簿の職業欄に「無職」と記入

利用した船:第28共勝丸

宿泊形態 :民宿素泊り自炊
 小笠原はテント泊禁止


出航を待つ共勝丸
共勝丸

この写真は、銀塩カメラで撮影した写真をデジカメで撮影したものです。

2003.06.20
10:07 共勝丸乗船 今回の旅楽しそうだ
 客としては大宮からの若い男性、
名古屋からの夫婦、
それに舞浜荷駄隊の4人。 
いずれも定年退職、
フリーター、求職中。 
でなけりゃこういう旅は無理・・。

11:55 船は食料品を山積して月島埠頭発
でも可燃物を積む為にもう一つ港に
入るそうであった。

12:40 有明港着 海上が荒れている為、
今夜はここに停泊するとの事
共勝丸はこの間、自動車やガソリン
・灯油、家電製品を積んでいる
自宅に戻っても明日10時に
戻れば・・と船長さん
日程は1日延びるが料金は3食付で
18.000円に変わり無し

2003.06.21
09:50 有明出航 ディズニーシーが
良く見える 海ほたるも・・
45時間の船旅の始まり
11:00 横浜沖 この先霧が出る 
操舵室に御邪魔しレーダー・ナビに釘付け
18:30 奇跡的に御蔵島が見えた 
デッキに落ちてる飛び魚を発見

2003.06.22
06:00 スミス島沖 今日は1日海の上 
10:30 鳥島沖 この先 聟島列島まで
島は無い 飛び魚の群れに驚く
18:30 日没 大海原の夕日も美しい 
デッキでは飛び魚が大漁だ
共勝丸で最後の食事 
美味しい料理を船員さんたちと合計8食
ここで食べた 
この船恒例の集合記念写真。 
私の写真も末永く
残るでしょう

21:20 満天 うしかい座の一等星
アークトウルスが天頂に見える。
おとめ座の一等星スピカも高度が高い。
 関東ではこんなに高く
見えない。 
もうちょっとで南十字星が見えるはずだ


父島へ
45時間の航海で父島に近づく

母島へ
母島に近づく

タコの木
展望台へ登る途中で見た「タコの木」

妹島
鮫ケ崎展望台から妹島を望む

2003.06.23
06:25 父島着 寄せ書きに
あわてて書込み 船員さん ありがとう

07:30 母島行きの 母島丸出航

09:30 母島着 民宿ママヤに荷物を置く
 レンタバイクで北浜を
目指すが途中で通行止め

12:00 自炊 今日は夏至 
太陽が真上から照りつける

14:20 脇浜海水浴場 熱くてたまらず
海に飛び込む さんご礁初めて!
他は島の男性が2人 
登山焼けした私を不思議そうに見ていた
単独登山者は海岸でも単独だった

16:10 鮫ケ崎 姉島と妹島を望む
17:00 民宿ママヤ着


登山口
乳房山を目指す

山頂直下の花
山頂直下に咲く花

乳房山
母島のシンボル乳房山の山頂

案内盤
案内盤

山頂過ぎ
山頂を過ぎてなだらかな稜線を行く

下山
下山は霧の中だけど涼しかった

2003.06.24
12:00 午前中ダイビングを楽しみ
乳房山登山口へ
乳房山は島の名前が「母島」で、
そのシンボル的な山だから?でしょう
全ての植物が本土とは違う 
ここはジャングルである
ハハジマノボタンの花発見

14:40 乳房山山頂 まさかの為に
テントを持つ 本来テント禁止
標高463mの標識を紙と鉛筆で型を取る
これが登頂証明書と役場で引き換えになる
誰にも逢わず。 しかし暑いこと・・・

17:30 ママヤ着 今日の泊りは1人


レンタバイク
レンタバイクとははじま丸

母島最南端
南端の小富士から南崎を見下ろす 沖は姉島

ジャングル
小富士から今来たジャングルを見下ろす

2003.06.25
10:00 島内4ヵ所の海水浴場を
レンタバイクでハシゴ

15:40 ジャングルを縦断し
小富士・南崎へ 誰にも逢わず

18:40 ヘリポート跡にテント設営
 天体写真撮影準備

19:30 南十字星発見!! 
夕焼けの中にまぎれもない4つの星が・・
もう最高にうれし〜い

22:00 テント撤収してバイクで民宿へ戻る

2003.06.26
午前中ダイビング 午後島内ツーリング
 夕方ヘリポート天体観測

2003.06.27
前日の行動に同じ
この旅が終わる6月30日が、
正式な退職日であること
翌日から再就職支援会社
(再就職予備校)へ通うことなど
考えながらの1日でした
天体観測は早めに切り上げ
小笠原返還35周年祭に参加

2003.06.28
14:00 母島発
16:00 父島着 小笠原返還35周年祭に参加


父島中心部
父島の中心街

南島上陸
小型ボートに乗換え南島に上陸

南島岳への登り
扇池を目指して山を越える

浦安の人
浦安から来た3人

扇池
眼下に扇池が見えてきた

南島岳
ボートを降りてこの白い山を越えてきた

貝殻
白いきれいな貝殻がいっぱい落ちている

扇池
扇池に近づく

扇池
海水に入っている人もいる

イルカ
イルカとダイビングしている人たち

父島港
父島を離れて東京に向かう

2003.06.29
08:30 民宿トロピカルインパパヤの
クルーザーで南島へ 浦安から来た
女性3人組などと同行 
ディズニーランドに勤務しているそうだ。
南島は小笠原のパンフレットに
必ず出てくる海の洞窟がある島。
白い砂と青い海がとても美しい 
ボートを降りて50mほどの山を
超えて下った所にその洞窟・扇池がある

父島に戻る途中にイルカの群れ発見!
乗客のリクエストで
イルカと一緒に泳ぐことに・・・
最初ただ見ているだけでしたが
民宿の人に勧められ、また3人組に誘われ
私もイルカにつかまって
ダイビング・・
こんな経験はも出来ないだろう
 登山と両立は無理だ

14:00 父島発 小笠原丸  
帰りは客船だが超満員だ。 小笠原村の姉妹
都市である南アルプス市の
ご一行様が乗っていた。

2003.06.30
15.30 東京港着 長い旅が終わり、
有給休暇も終って会社の退職日。
明日からは本当に無職となってしまう。


  

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