2003.10 南アルプスの大河大井川沢登り
塩見岳3052m・荒川岳3082m・悪沢岳3141m 後半


      単独

今回の登山は予定はしていませんでした
もちろん失業中であるし、
本来の私の考えではこの時期には
遅くても再就職しているつもりでした

やや心も疲れ気味でリフレッシュしようと
最初は2泊位を考えました

それでも妻は、
「シベリア鉄道でも良かったのに」と、
私が本当に行き
たい所へ「OK」と言ってくれました

でもこんな身分では、退職金が有っても、
シベリア鉄道でモスクワ、
さらにキエフやイスタンブールまでの
鉄道旅行はとても出来るものでは
有りません (あたりまえ)


新蛇抜山
昨日まで溯上した大井川を望む

北荒川岳
北荒川岳から塩見岳

塩見小屋
塩見小屋(冬季閉鎖)と塩見岳

悪沢岳
荒川中岳から悪沢岳

悪沢から北方
悪沢岳から望む北方6座の百名山

椹島
椹島ロッジの売店

この写真は、「写るんです」で撮影した写真をデジカメで撮影したものです。


2003.10.11くもり
05.30   熊ノ平小屋出発 ここから悪沢岳までは歩いたことのあるコース

06.15   安倍荒倉岳 携帯で自宅と実家に連絡 元気です

07.20   小岩峰 久々に眺望よい所 この先北荒川岳まで展望は得られない

09.10   北荒川岳 ハイマツにぶら下がりながらようやく辿り着く

10.30   雪投沢(ユキナデと読む) ここまでは7年前と同じペースで熊ノ平から
      来ていたが、登りになるとスピードダウン 荷物の重さと年令である

11.50   塩見岳 やっと来ました!塩見山頂 3日ぶりに人に逢い不思議に
      緊張してしまう この3日間ラジオでしか人の声を聞いていないし
      人の姿も見ていない おそらく人生初

12:30   食事中に他の人は下山 今日の予定地三伏小屋まであと4時間もある
      他の人はほとんど荷物がないから良いけれど 私の場合は何しろ
      過積載であります

13.55   塩見小屋 塩見山頂からコースタイムの2倍かかってやっと辿り着く
      でもこの小屋は期間外閉鎖の小屋 どこか戸が開けば入ろうと探す
      話に聞いていた裏側の入り口から入れた 良かった 今日はここに
      泊めさせてもらうことにして 往復1時間の水汲みに出る

15.15   水汲み終了 雨+強風

16.20   こんな時間に人がやってきた 大きな荷物というよりまるでボッカの
      ようだったので はじめは小屋の人かと思っていたが・・・・
      千葉市から来た48歳の男性で、明日以降さきほど私が通ってきた
      雪投沢のテント場で10日程滞在するそうである
      今日はこの男性と二人で一畳のスペースで泊まる

2003.10.12霧のち雨
09.00   塩見小屋出発 この時間すでに三伏小屋〜塩見岳を目指す多くの登山者が
      登っていく

10.50   本谷山 やっぱりスピードが上がらない

12.15   三伏小屋 大雨の中到着 去年まではこの時期は冬季開放小屋だったが
      今年は営業期間を延ばしたとの事 疲れていたので2食付で宿泊を申し込む
      予定では今日は荒川中岳避難小屋へ着いているはずだけど・・・
      今日ここに泊ることで最終日は光岳をあきらめることになった
      でも、今まで無人小屋に泊っていた私にとって久々に美味しい食事と
      暖かい部屋、布団で寝る事が出来た 宿泊者30人 人に囲まれての
      一夜を過ごす

2003.10.13 くもりのち大雨
06.35   出発 私を除く全員が鳥倉林道へ下山する 明日は普通の人は仕事

09.00   前小河内岳 横風強く、たびたび両足を踏ん張り杖をついて(正三角形の
      冬山防風体勢です)を強いられる 本当に飛ばされそうだった

09.40   小河内岳避難小屋 雨と強風で体が冷えて、今日はここで泊る事にする
      失業中だから休暇は心配ない 宿泊者は自分だけ

2003.10.14 みぞれと強風
      小河内岳避難小屋にて停滞を決める 雨なので水を確保出来た
      8人グループが荒川岳から三伏峠方面に下っていった
      宿泊者は今日も自分ひとり

2003.10.15 小雨
05.15   出発 しばらくは下りが続く

06.40   板屋岳 頂上付近を通るが山頂を示すりっぱな標識がある

08.00   高山裏避難小屋

08.15   水場 この先荒川小屋または千枚小屋まで水場は無い

11.47   荒川前岳 高山裏から700mの登りはきつかった 稜線に出てからの
      登山道は崩壊地を避けて静岡県側に移されていて安全だった

12.10   荒川中岳避難小屋 雨が強くなったのでコッフェルで雨水確保
      今日は誰にも逢わなかった 宿泊も自分ひとり
      

2003.10.16 晴
07.00   出発 昨日の雨が氷ついている 悪沢岳の登りは氷で何度も転倒

08.15   悪沢岳 雲海の上に山々が美しい 予定ではここから赤石岳・聖岳を
      目指すつもりだったけれど、天気予報で雪の可能性があるとの事で、
      下山を決意する

10.15   千枚小屋 営業は終って、小屋の人が戸締め作業をしていた

12.43   清水平 唯一の水場

16.05   椹島 2食付個室で泊まる 部屋は電気ストーブあり 入浴可
      他に林業関係者5人宿泊

2003.10.17
08.10   出発 リムジンバスといってもトヨタカローラ 乗客は私だけ

09.00   畑薙ダム 私の車は無事でした

15.05   浦安自宅



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