2008.08  北アルプス南部 新穂高-笠新道-双六岳-西鎌尾根-槍ヶ岳3180m-槍平-新穂高

      単独

      忘れ物:登山靴を自宅に忘れた。 甲府市まで来たが自宅に取りに戻る

      見たかったもの:硫黄尾根の噴煙

ルート上の山小屋

双六小屋(1泊目)の診療所   槍ヶ岳山頂から見る槍岳山荘   槍平小屋(2泊目)
双六医院 槍岳山荘 槍平小屋

槍平小屋の内部 窓際の特等室だった
槍平小屋



 8/2午前3時の新穂高バスターミナル             笠新道入口から杓子平までの1/3付近から見る奥穂高
新穂高バスターミナル   笠新道→奥穂高

 杓子平までの2/3付近から見る焼岳・乗鞍岳         笠新道にて樹林帯を抜け出たあたりの風景
笠新道→焼・乗鞍   森林限界

 杓子平までの急登もあと10分位 暑くなって来た      杓子平に到着しここで初めて笠ヶ岳が見られる
笠新道   杓子平→笠ヶ岳

 笠新道最上部から見る穂高連峰 稜線まであとわずか  抜戸岳付近から笠ヶ岳方面
笠新道分岐→穂高連峰   抜戸岳→笠ヶ岳

 抜戸岳付近から黒部五郎岳茲般師岳           暑くて水が不足したので雪渓の雪をペットボトルに入れる
抜戸岳→黒部五郎岳   秩父岩手前の雪渓

 秩父岩上部から見る槍ヶ岳                   秩父平まで下った所の雪渓で水を汲んで昼食を作る
秩父岩→槍ヶ岳   秩父平

 本日の宿泊地 双六小屋まであとわずか
双六小屋

2008.08.01
08:40   浦安自宅をマイカーで出発。

13:20   新穂高の無料駐車場着 ほぼ満車状態 車中泊。

14:30   市営無料温泉入浴 本当にありがたい施設である しかし人数が少な
      かったのでちょっと湯温が熱かった 15時閉館。

2008.08.02
01:30   起床 夜食を取って出発準備。

03:00   新穂高バスターミナル ここには昨日利用した無料温泉がある。
      温泉街を出るとヘッドランプ無しでは歩行不能 明日が新月なので
      月明かりは期待出来ない それにしても蒸し暑い夜明け前である。
      しかし、みずがめ座流星群が時折流れるのを見ながらの楽しい林道
      歩きだった。

04:10   笠新道登山口 ヘッドランプ無しで歩くにはあと30分かかる。

05:25   標高1700m地点(杓子平までの1/3) すっかり明るくなった笠新道は
      樹林もまばらになり 奥穂高〜西穂高の稜線が見えてくる。

06:50   標高2000m地点(杓子平までの2/3)樹林帯から出て朝日が暑い。
      南側も開けて焼岳・乗鞍岳方面も望める。

08:20   先ほどから動力装置の音が聞こえる 西穂ロープウェイの音だと解る。

08:30   杓子平に到着 ここで初めて笠ヶ岳が望める 朝食・大休止。

10:20   抜戸岳付近の稜線着(通称笠新道分岐)とにかく暑い 1.5リットルの
      水があと500ccしか残っていない。
      北アルプス北部の黒部五郎岳・薬師岳を前方に見て双六小屋を目指す。

      日程が予定より1日短くなったので笠ヶ岳は割愛することにした。
      これは大事な登山靴を自宅に忘れ、途中で気付いて取りに戻った
      為である 人には迷惑掛けないが大きな損失であった 幸いな事?に
      自宅に忘れ物をした場合は品物が無くなる訳ではない。
      その反対に山頂に財布やカメラなど貴重品を忘れた場合は恐らく手元
      には戻ってこない事でしょう 山小屋での忘れ物ならば連絡すれば
      送ってもらえる事が多いようです。

11:30   秩父平 ここまで来るまで8時間も行動してきた為に疲れも出てきた。
      ここは大きな雪渓が水場になっている その水で自炊して食事をし
      大休止の末 元気に双六小屋を目指す。

13:50   弓折岳に到着 途中に大ノマ岳に登り 大ノマ乗越に下っての登り返し
      は暑さとの戦いでもあったけれど 十分な水の確保と十分な食事にて
      疲労感なく到着。

15.20   双六小屋 混雑した山小屋の受付係の人は忙しくて大変だ。
      夕食時間は混雑のために遅い時間に設定されたので付近を散策する。
      キャンプ場には 千葉市の幕張総合高校の団体でにぎやかだった。

23:20   小屋の玄関から外に出る 満天の星 七つの青い星が集まる「すばる」
      はギリシャ神話では美しい7人姉妹。 都会では見えない天の川が北
      から南に流れているように見える。 流星群も活発だ。



 08/03朝焼けに輝いた双六岳の岩肌             朝日に輝く草原とシルエットの黒い槍ヶ岳
双六岳   双六中腹→槍

 樅沢岳 さっきまでは好天だったのに・・・          硫黄乗越 硫黄尾根の噴煙は濃霧で見えず 花も寒そう
樅沢岳   硫黄乗越

 強風がおさまり視界が開ける 対向登山者も見えてきた  やっと見たかった硫黄尾根 でも噴煙は尾根の向こう側
左俣岳を下りきった所   硫黄尾根の赤岳

 硫黄尾根 東側には樹林も見えてなんとなく平和的    西鎌尾根の最初のクサリ場 まだカメラを出す余裕があった
硫黄尾根   西鎌尾根

 西鎌尾根稜線から目指す槍ヶ岳が大きい          千丈乗越からさらに大きく見上げる槍ヶ岳 存在感示す子槍
西鎌休憩地点から   大きな子槍

 槍ヶ岳山頂3180mから北鎌独票2899m            北鎌尾根を登ってくる登山者
槍→北鎌独票   北鎌尾根縦走路

 槍平への下山中に見える「ニセ槍」               槍平小屋に到着
ニセ槍   槍平小屋

2008.08.03
04:10   起床

04:45   今日の朝食は並んで順番を待つ事を事前に聞いていた。 30分以上も
      列に並ぶ場合は同行者があれば途中でトイレなど行けるけれど 単独
      では列から一度抜けると最後尾に並ばなければならず、今朝の早立ち
      は諦めて、食前に双六岳へ向かうことに昨夜から決めていた。

05:20   双六岳中腹 朝日に照らされた双六岳の岩肌が美しい。  振り返れば
      草原が輝き、その後方には黒い槍ヶ岳がシルエットで素晴らしい。

05:45   双六小屋に戻って朝食。

06:15   双六小屋出発 稜線に出ると強い南風に打たれ まもなく霧の中に入る。

06:55   樅沢岳 さっきまであんなに好天だったのに 視界が消えてしまう。

07:40   硫黄乗越 硫黄尾根の噴煙が見たかったけれど 視界は50m足らず。
      20分ほど休憩してみたが視界は悪いまま。  早くも今朝槍岳山荘を
      出発してきた登山者とすれ違う 「今日はずっとダメですよ」・・。

08:30   硫黄の頭 縦走路から5分寄り道する。視界は10mまで落ち、硫黄尾根
      はもちろん 戻る道すら判らなくなる。 南風は勢いを増して谷底に
      落とされそうだった。 しかし太陽の位置は判るので方向を見失う
      事は無かった。
      磁石が無くても昼は太陽、夜は星座で東西南北をいつも確認している。

08:50   左沢岳を下りきるあたりで あれだけ深かった霧が急に消えていく。
      目の前に対向の団体登山者の列が現れ、やがて穂高連峰・硫黄尾根
      鷲羽岳・水晶岳まで見えてきた。 けれども硫黄尾根の噴煙はもう
      ここまで来ると見ることが出来ない。 硫黄尾根の反対側の斜面で
      今も火山活動が盛んである。 硫黄乗越で晴れててくれれば・・。

09:20   次のピークは名前のない2648m峰 パンを食べているうちに強風も止む
      一時はどうなることかと思っていた悪天と強風だけれどこれで前進を
      決意する。

10:15   千丈乗越 西鎌尾根のなんとも言えない「いぶし銀」的な岩稜を超え
      ここからは急登だけど安全地帯に入る。
      目指す槍ヶ岳は近くなり過ぎて穂先は小さい これは、「槍の穂」が
      東側に傾いている為だろう。

11:30   槍岳山荘 小休止。

12:10   槍ヶ岳山頂 4回目。(南アルプス光岳の6回に次いで多い)
      今回は今までの3回とは違い、好天に恵まれた。 今まで一度も見るこ
      とが出来なかった北鎌尾根が垂直直下に見える。 多くの登山者が
      北鎌尾根経由で登頂してきた。(山頂で50分休憩中に約20人)みんな
      ヘルメットをかぶり、ザイルを持ち、まるで水着のような最新の高価
      な服装で元気が良い。カメラのシャッターをお願いされること多し。

13:30   槍岳山荘出発

16:10   槍平小屋着 広いテラスはまるで居酒屋のように埼玉の21人が宴会中
      だった。 私は他の単独行4人と共に角でビールを飲む。



 08/04槍平小屋の朝食 美味しかった             広い滝谷をいくつかの橋で通過 後続の登山者が渡るところ
朝食   滝谷

2008.08.04
04:55   起床 よく寝たものだ 食事まであと5分しか無い。昨夜雨が降った
      ようで地面は濡れている。

05:00   朝食 山小屋らしくない豪華な食事だった。

06:20   槍平小屋出発 2分後雨が降り始める。

06:45   埼玉の21人を抜ききった頃 雨は本降りになり、暑いけれど仕方なく
      雨具を着る。

07:20   滝谷 大きな木製の橋を3箇所渡る 写真のように登山者と比べて
      木製の橋は大きい。

08:30   白出沢 ここからは車道になる。(未舗装・一般車通行不可)

10:10   新穂高駐車場着 今日は有料の露天風呂(深山荘)入浴。

11:40   新穂高出発 平日だから渋滞なしと判断し 自炊後ゆっくり出発

16:17   浦安自宅着 首都高速で大きな車両火災事故があって その影響で
      渋滞し、到着遅れる。