2008.09  北アルプス南部 飛越(神岡)新道から太郎平・雲ノ平・高天原温泉・
      鷲羽岳2924m・黒部五郎岳2840m・飛越新道に戻る時計回りの周遊登山


      新装備:LED式の軽量ヘッドランプ

      試み Г海亮遊登山は「反時計回り」が一般的である為
          今回の「時計回り」に挑戦してみたかった

      試み◆中秋の名月に導かれて飛越新道を夜明け前に下山開始

      単独

ルート上の山小屋・温泉

 太郎平小屋(1泊目)           薬師沢小屋               雲ノ平山荘
太郎平小屋 薬師沢小屋 雲ノ平山荘

 高天原山荘(2泊目)           高天原温泉(無料)          三俣山荘
高天原山荘 高天原温泉 三俣山荘

 三俣山荘2階ラウンジ          黒部五郎小舎(3泊目)         黒部五郎小舎 客室
三俣山荘 黒部五郎小舎 黒部五郎小舎

 北ノ俣避難小屋(4泊目)        北ノ俣避難小屋 内部(定員8人)  平湯バスターミナル/ターミナル温泉(600円)
北ノ俣避難小屋 北ノ俣避難小屋 ターミナル温泉



9/11飛越-神岡新道で最初の 名前のある山「寺地山」1996m 樹林帯を抜けると池沼が点在する草原になる
寺地山   神岡新道

 やっと北ノ俣岳直下の縦走路に合流(2628m)       縦走路合流点から北ノ俣岳2661m
神岡分岐   北ノ俣岳

 太郎平小屋前から見られた夕日               太郎平から夕日に染まった雲ノ平方面の山々と月
太郎平   太郎平

2008.09.10
19:00   浦安自宅を出発(会社から帰宅後)

25:50   飛越新道登山口(車中泊)

2008.09.11
07:10   飛越新道登山口発 車の中で寝坊してしまう オートキャンプ用の
      シュラフは厚手なので朝日が昇ったこと気付かなかった。
      約3時間の遅刻を覚悟で登山開始。 過去に同じ失敗を一度している

08:25   名前の無い1842mピーク 飛越新道は、ここで神岡新道に合流する。
      よって、ここからは登山道の名称が神岡新道となる。

09:30   寺地山 ここから完全に霧の中に入る やはり3時間遅れ。

11:30   北ノ俣岳避難小屋 3時間遅れをそのまま引きずって到着 まるで重い
      ローンを背負っているようなスケジュールと不快な深い霧。
      少しでも遅れを取り戻したいけれど、お腹がすいた。
      避難小屋の美味しい湧き水を使って自炊をし、大休止。
      この時、今夜宿泊予定だった薬師沢小屋を諦めて太郎平小屋に変更。

13:20   北ノ俣岳の「肩」 稜線を越えると目の前の霧が突然切れて、雲ノ平
      を囲む山々が快晴の下に輝いているではないか。 尾根ひとつを境に
      これほど天候が違うこと はじめて。 さすが9月の空。

16:05   太郎平小屋着 4回目の宿泊は営業小屋では最多。小屋の間取りを知り
      つくしてはいるものの、一応非常口点検。 外でビールを飲みながら
      夕日を見送り 赤く染まった周辺の山頂と見え始めた月星を楽んで
      から夕食。 一番大きな部屋(太郎)にわずか5人。宿泊合計34人



9/12薬師沢源流を3回渡る(今は橋が架かり渡渉せず)   カベッケガ原に到着
第2渡渉点   カベッケガ原

 黒部川(薬師沢小屋のテラスから)              雲ノ平の一角に到着 アラスカ庭園から薬師岳2926m
薬師沢小屋   アラスカ庭園

 アラスカ庭園から今朝出発して来た太郎平         アラスカ庭園から水晶岳2986m
アラスカ庭園   アラスカ庭園

 奥日本庭園から三俣蓮華岳2841mと槍ヶ岳3180m(奥) 奥日本庭園から立山3015m茵赤牛岳2864m・ちょっとだけ白馬岳
奥日本庭園   奥日本庭園  

 アルプス庭園から水晶岳と雲ノ平山荘            アルプス庭園から祖父岳2825mと三俣蓮華岳蕁α筌岳
アルプス庭園   アルプス庭園  

 アルプス庭園から黒部五郎岳2840m            ギリシャ庭園で雲ノ平山荘と黒部五郎岳を見ながら食事
アルプス庭園    ギリシャ庭園

 ギリシャ庭園から笠ヶ岳2898m                コロナ観測所の立つコロナ平
ギリシャ庭園   コロナ平

 奥スイス庭園から薬師岳                    詩ノ原から立山・竜王岳・獅子岳方面を望む
奥スイス庭園   詩ノ原  

 夢ノ平にひっそりと水をたたえる竜晶池           高天原山荘の2階から水晶岳
夢ノ平   高天原山荘  

2008.09.12
03:50   起床 最初の予定では、今日はここから3時間先の薬師沢小屋を6時に
      出発するつもりだった。 遅れを取り戻す為に早立ちを考え朝食を
      おにぎりにしてもらった。

04:30   太郎平小屋発 まだ真っ暗だけど、小屋の親父さんは受付にいた。

05:00   NHKニュースを聞きながら5分で弁当を食べる 冷え込みにて木道
      が凍結し危険であった。 しかし無風の行動中は寒くない。

07:30   カベッケガ原 ようやく谷間に陽光が射し、木道歩きも楽になる。

08:00   薬師沢小屋 今日はここから6時の出発予定だった。

10:10   アラスカ庭園到着 ここは雲ノ平の西側入口 空が快晴であることが
      ここまでの樹林帯の急登でもわかっていたから早く着きたかった。
      ここでやっと周囲の山々が眺望できる。

10:40   奥日本庭園 今は庭園ごとに立派な道標があり現在地が把握しやすい。

11:10   アルプス庭園 ここは雲ノ平の中でも最高の眺望である。アルプス庭園
      とは祖母岳の山頂の事。今回で3回目の雲ノ平であるも 晴れたのは
      初めてであった。 雲の無い雲ノ平は最高であった。

11:50   雲ノ平山荘(ギリシャ庭園) とにかく暑いのでビールを飲む。
      山荘の人が忙しそうだったので今回は雑談せずにすぐ出発。
      この時 時間の都合で、スイス庭園には寄らないことに決めた。

12:05   ギリシャ庭園の高台で自炊 眼下に雲ノ平山荘が見え、360度山に囲ま
      れた贅沢な展望台である。 しかし2年前の9月には、ここで強風の
      パンチで痛めつけられた場所でもある。

12:50   奥スイス庭園 薬師岳を眺望するのに最高の場所だと思っている。

13:10   詩ノ原 下ってきたので眺望は限定されるが趣きある湿原。

13:45   高天原峠

14:30   高天原山荘 宿泊の申込みを済ませ、サブザックで夢ノ平を目指す。

15:00   夢ノ平 途中に高天原温泉があるが、帰りに寄る事にする。
      辿りついた湿原は人影無く、本当に来たかった人の楽園だと思う。

15:40   高天原温泉着 混浴露天1、女性内湯1、女性露天1の合計3つの
      温泉がある。 実質男性用といえる混浴露天に5人先着していた。
      狭いので着替えも大変だった。 しかしながら登山中に利用できる
      天然温泉は本当にありがたかった。 今回は帰り道に蛇はいなかった。

16:20   高天原山荘着 宿泊8人 今日は11時間歩いた。



9/13鷲羽岳山頂2924m ここは3年前も雨だった       三俣蓮華岳山頂2841m ここも3年前は眺望が無かった
鷲羽岳山頂   三俣蓮華岳山頂

2008.09.13
05:30   山荘で朝食 朝から雨が降る。 この時、温泉沢経由水晶岳を諦める。

06:10   高天原山荘出発 今日は雨の中の出発。

07:30   水晶池入口 雨で滑りやすいから今回は通過。

09:30   岩苔乗越 ここは登山道の十字路なので登山者の姿が常に見える。

09:45   ワリモ分岐 雨が止んだが濃い霧が出てくる ここから水晶岳を往復
      する事を考えていたが中止する。 その代わり今日の目的地を三俣山
      荘から、その先の黒部五郎小舎に変更。

11:00   鷲羽岳山頂 何も見えない。

12:10   三俣山荘 2階のラウンジでカレーを注文する。

12:45   三俣山荘出発

13:50   三俣蓮華岳山頂 ここでも何も見えない。 3年前に鷲羽岳〜三俣蓮
      華岳を逆方向で歩いたけれど この時も眺望は無かった。

14:30   巻道分岐 この先黒部五郎小舎までの間にすれ違う登山者が多かった。
      その人たちは濃霧の中 三俣山荘へ向かうのだが、ちょっと遅すぎる
      時間帯のように思えた。

15:50   黒部五郎小舎着 この小屋は10年前に両親と3人で泊まったが、
      現在の小屋は3年前に建替えた新しい建物である。

      

9/14黒部五郎岳を目指す(稜線コース)            朝霧が取れて黒部五郎岳山頂が見えてきた
黒部五郎稜線コース   黒部五郎稜線コース

 大きなカールと遠くに雲ノ平・水晶岳             黒部五郎岳山頂2840m 後方は薬師岳
黒部五郎稜線コース   黒部五郎岳

 廃道分岐から赤木岳(10年前は逆から来て廃道を進む) 下りてきた黒部五郎岳 廃道も10年前の強風時は安全でした
廃道分岐   黒部五郎岳

 北ノ俣岳山頂 後方は薬師岳                 さあ 神岡新道を下ろう
北ノ俣岳   神岡新道  

2008.09.14
05:45   黒部五郎小舎発

06:30   眺望の良い高原に出る 目指す黒部五郎岳はまだ霧の中。

08:55   黒部五郎岳山頂 この山は、雲の平を囲む山々の中では標高は低い
      けれど、登頂には苦労する山頂である。 黒部五郎岳よりも標高が
      高い三俣蓮華岳2841m・双六岳2860m・鷲羽岳2924m薬師岳2926m
      とは比較にならない位体力の消耗する山である。

10:10   廃道分岐 10年前に両親と逆方向から進んで来て、ここから廃道に進む。

      今日のように晴れていれば迷う事ありえないだろうが、10年前は地図
      を開く事すら億劫になるほどの寒さと豪雨。あの時は指の先も冷えて
      痛かった。両親はもっと辛かっただろう。 18時頃、黒部五郎小舎に
      やっと到着した私たちは、いわば遭難候補者だったかも知れない。

      尚、2008年9月14日現在においても、黒部五郎岳−北ノ俣岳間には
      いまだに明確な道標はない。 朽ちかけて文字の判読もやっとの
      「三俣蓮華岳←現在地→太郎山」の道標が廃道分岐にあるだけです。

11:50   赤木岳の直下で自炊

13:30   北ノ俣岳山頂 今日も良く晴れてくれた。 台風13号は山が嫌い?

13:45   神岡新道分岐のピーク ここからわずか5歩進めば、今まで見えていた
      雲ノ平と、それを取り巻く名峰とはもう二度と会えない。
      また逢う日まで 逢える時まで。

15:10   北ノ俣避難小屋着 せっかく寝具を持ってきたから今日はここに泊る
      事にした。 後から若い夫婦がやって来た (宿泊3名)



9/15中秋の名月に導かれ 下山                マイカーが無事に待っていた飛越トンネル駐車場
神岡新道   飛越新道登山口

2008.09.15
02:50   起床 満天の星と中秋の名月が輝いている。 風も無い。

03:30   自炊して 荷物をまとめて下山開始。
      中秋の名月(満月)が明るく登山道を照らす。

04:50   寺地山 ぬかるんだ樹林帯は暗くて滑りやすい。やっと着いたという
      気分である。

06:10   名前の無い1842mピーク すっかり明るくなった。 ここで神岡新道と
      分かれて飛越新道に入る。

08:10   飛越トンネル駐車場に無事下山 

10:30   平湯バスターミナルに車で到着 90分まで駐車無料。 バス会社経営の
      施設の3階に展望温泉あり。 焼岳・笠ヶ岳が望める。

15:40   少し渋滞したけれど 浦安自宅に到着