2007.07 北アルプス南部 表銀座・槍ヶ岳3180m
単独
交通機関・ルート上の山小屋
舞浜駅 ディズニーの帰り客と一緒に 現代の夜汽車「ムーンライト信州」 合戦小屋
燕山荘 大天井ヒュッテ(1泊目) 大天井ヒュッテ内部
ヒュッテ西岳 ヒュッテ大槍 槍岳山荘の受付と売店(2泊目)
殺生ヒュッテ 殺生ヒュッテ(3泊目) 槍沢ロッヂ
7/21バスを降りて身支度 後ろは温泉施設 霧の中 燕山荘を後に大天井岳を目指す
霧の中からいきなり蛙岩が見えてきた 今日の縦走中の楽しみは高山植物
喜作レリーフ ここで大天井岳山頂を諦めてヒュッテに直行
2007.07.20
22:00 自宅を出て舞浜駅へ
23:50 新宿駅から夜行列車ムーンライト信州号乗車
2007.07.21
06:15 中房温泉 バスを降り身支度を整えて出発
06:50 第一ベンチ 水を汲み朝食を自炊
09:55 合戦小屋 大勢の登山者が休憩している ビールを飲み、合戦うどん
という名物を食べる
11:30 燕山荘着 ここで燕岳を往復したかったけれど、何も見えないから
次回のお楽しみにして大天井岳を目指す
12:30 蛙岩 霧の中から突然大きな岩が現れる 岩の上半分は霧の中で全体が
見えない ちょうど1人通れる幅の隙間がある
13:05 大下りの底 このあたりでは西風が涼しく 西側の巻道は良いが、東側
の巻き道になると熱くてたまらない
15:00 切通岩 ここまで登山者は少なかった 大半の人は燕山荘に泊まったの
だろう 喜作レリーフが今日は寂しそうだ ここで大天井岳山頂をあ
きらめて大天井ヒュッテへの巻道に向かう
15:40 大天井ヒュッテ着 明日の計画を考える 明日晴れれば大天井岳の
山頂へ立ち寄ってみよう
16:10 群馬県太田市の団体13名が到着して急に賑う 宿泊者合計17人
17:00 夕食 豪華である 好みに合わせて2通りのメニューが選べる 登山
者も我が儘になったものだ
18:00 私は消灯 私は30人用の部屋にただ1人だった 疲れていたから
有り難い個室だった おそらく男性単独行者を泊める部屋なのでしょう
7/22巻道が西に曲がると突然槍ヶ岳が見えてきた 稜線に出て右に槍ヶ岳 この直後から深い霧に
東側巻道になりお花畑が現れる 水俣乗越 西岳から下り切って さあ急登のはじまり
一時的に槍沢ババ平が望めた 東鎌尾根縦走路 晴れていれば槍ヶ岳山頂が見えるはず
狭い稜線の2700m付近で自炊
2007.07.22
06:15 大天井ヒュッテ発 正面に前穂高岳の北尾根を見ながら牛首展望台を
トラバース
06:50 貧乏沢下降点 ここは北鎌尾根に続く登山道がある 少し手前で進路が
西に曲がったところで槍ヶ岳が突然意外と近くに見られる
08:00 赤岩岳 先行の群馬の団体に追いつく 携帯がはじめて通じる
08:30 ヒュッテ西岳 晴れていればこれから行く東尾根が見えるだろう
09:50 水俣乗越 東鎌尾根の最低鞍部である ここまで210m下ってきたが
今度は710m登らなければならない
10:45 2700m付近のピークでラジオを聞きながら自炊 天上沢と槍沢の流れが
良く聞こえる 登山者は相変わらず少ない 一瞬 槍沢の底が見える
12:10 ヒュッテ大槍 この山小屋も昼は食堂を経営している この山域では
お金さえあれば自炊道具はいらないのかも知れない とはいえ自炊は
私の楽しみの一つだ
13:20 槍岳山荘 到着直後今回の山行で初めて雨が降る 槍の文字のTシャツ
を買って、これに着替えて外で待機 しかし晴れず
15:30 小屋の外は深い霧 群馬の団体が槍ヶ岳山頂から降りてきた 何も見え
なかったと笑顔で語る
17:00 夕食 この小屋も豪華な食事 宿泊者は100人位 この小屋としては
ガラ空きなのでしょう
20:00 私は消灯
7/23正午ころ晴れたので山頂へ 槍ヶ岳山頂(3180m)
16時 やっと槍ヶ岳が見えてきた(東鎌尾根から) 大喰岳(同)
夕食後 稜線に沈んだ太陽光線がガスを照らす 穂高連峰(東鎌尾根から)
北鎌尾根と立山・水晶岳方面 大天井岳
表銀座コースも見えて来た
2007.07.23
03:10 小屋の外に出る 風雨はないが深い霧である 今日もダメだろうか
05:00 朝食 またまた山小屋らしくない豪華な食事
07:00 大半の人が下山していった 私はここに連泊する事も念頭に談話室
でのんびりと他の連泊者と山の話をしていた
10:40 小屋の一番奥にある自炊室を借りてご飯を炊き昼食 3060mの高地
にしては米もおかずもおいしく出来た この槍岳山荘でも昼は食事
を頼めるが、たった1人の自炊もまた楽しい
11:35 晴れ間が出たので山頂へ向かう
12:05 また来ました 3度目の槍ヶ岳 しかし晴れているのは頭上だけ
しかし、さすが日本を代表する山岳 高さを全身で感じ取った
12:45 待ってても晴れない 残念だけど一人ぼっちの槍ヶ岳山頂を後に下山
13:30 殺生ヒュッテまで下りる 宿泊の準備をして明日の計画を立てる
できれば明日は早立したい
15:30 明るくなったので東鎌尾根に上がってみた 隣のヒュッテ大槍に宿泊
するという若い女性としばらく話しながら晴れを待つ
16:20 待っていた甲斐がありました! やっと槍ヶ岳山頂と大喰岳方面が
鮮明に見えてきました こういう気持ち登山者や天文ファンでないと
味わえない感激だと本当に想いました
90分付き合って頂いた女性と別れてヒュッテへ
17:00 夕食にちょうど間に合う
18:30 再度東鎌尾根へ 食後外に出たら快晴 しばらくヒュッテの近くで
山を眺めていたがヒュッテの人がカメラを持って登っていったから
私も登って見た サンダルで登って来てしまった
今まで一度も見られなかった表銀座コースも、北側の立山・水晶岳
や能登半島までも・・・ 雨上がりの空は透明で夕焼けにならない
ものの、普段見えない遠景を見せてくれました
殺生ヒュッテの人も「夕刻にはめずらしい透明度」と言った
他の宿泊者2人も後からやってきました
20:00 ヒュッテ全体が消灯 宿泊6人
7/24殺生ヒュッテ前から南アルプス方面 槍ヶ岳が朝日に燃える
ババ平から東鎌尾根 今日は良い天気だ 横尾にて 穂高岳方面との分岐点と屏風の耳
河童橋にて 私にとってはこの写真は初めてだった
2007.07.24
01:20 ヒュッテの外に出る 晴れている 目が慣れてくるとアンドロメダ
星雲が明るい スバルも稜線から登ってきた
04:40 朝食を弁当にしてもらい殺生ヒュッテ出発 下山にかかる
04:58 日の出の時間 ザックを下ろしてご来光を待つ 朝焼けに雪渓が染ま
って輝き、やがてその色が赤から白、青白へ変わっていった
06:00 天狗原分岐 まだ暖かい弁当を食べる おととい通った東鎌尾根が
はるか上に見える
06:55 ババ平キャンプ場 20分休んでいる間に学校登山の団体到着 昨日
から夏休みだった
07:40 槍沢ロッヂ着 暑いからビールを飲む 今日登る人は熱いけど幸せだ
11:50 上高地 とにかく熱かった 途中の徳沢でもビールを飲んだ 観光客
で溢れている ここはもう登山者の領域ではなかった 弁当売切れ
18:30 舞浜駅 いつもの会社からの帰宅時間とあまり変わらない
18:45 浦安自宅着