2013.09 蔵王山1841m
・飯豊山2128m


蔵王山は予定外でしたが、
山友に誘われて行って来ました。

飯豊山は、実はひとつの山では無く、
10以上の山の総称です
よって、別名「東北アルプス」
と言われています

先日職場で、
携帯電話を落として壊してしまい、
今回はスマートフォンを
買って登山しましたが、
すぐに電池が切れてしまいました

蔵王山:同行者1名
飯豊山:単独



  2013.09.02(1日目)

早朝、浦安自宅を出発し、
宮城県山元町の山友を乗せて、
蔵王山を目指し
蔵王ハイライン駐車場で車中泊




宮城県山元町の仮庁舎

東日本大震災以後、
人口が40%も減ってしまったそうです



山元町の中心地にあった
JR常磐線の山下駅

復興はまだまだ遠いようです

山友を乗せて、蔵王山に向かいます

途中、遠刈田温泉(とおがったおんせん)に
立寄りました

蔵王ハイライン駐車場でマイカー車中泊



  2013.09.03(2日目)

蔵王山の最高峰 熊野岳まで
行って来ましたが、
霧で何も見えませんでした




06:32駐車場から熊野岳に向かう

私たち2人以外、周囲には誰もいません



06:40送電線を頼りに
熊野岳を目指します

何も見えません
蔵王のシンボルお釜を見たかった



熊野岳1841m(蔵王山最高峰)山頂

晴れた週末ならば、
人が大勢来ることでしょう



お釜の見晴らし台

何も見えません
山友は、「ごめんね」と
言ってくれましたが、・・・
天候は人間の力では
どうにもなりません

「いいえ、こちらこそありがとう」・・・ 山友を山元町に送って、
飯豊山の山形県側の、
大日杉登山口へ向かう



16:20大日杉
(だいにちすぎ)小屋前で
夕食を取る

この山小屋は8月で
営業を終了している

マイカー車中泊



  2013.09.04(3日目)

いよいよ飯豊山に登ります

東北地方の山小屋は
自炊が当たり前だから、
衣食住を背負って出発




写真は、大日杉小屋の内部
(8月中まで営業・期間外解放)

宿泊者は、釣り人が登山者よりも
多いと聞いていました

06:40登山開始






ザンゲ坂を上るところ

急坂を30分登って疲れたのに・・・
さらに急角度をクサリで登ります
クサリは滑りやすく、岩を頼りにします



ザンゲ坂を上り終えて、
ああ疲れたよう


長之助清水付近の登山道

登山道は良く手入れされている

飯豊町役場の方々、
ありがとうございます



9:57地蔵岳に到着

相変わらず何も見えません

飯豊山は、信仰の山
よって、仏教にちなんだ名前が多い



12:15切合小屋(きりあわせごや)
に到着

小屋の管理人不在で、
先着の登山者もいなかった

しかし、午後9時40分頃、
単独の男性登山者がやってきた
道を迷ってやっとやっと
辿り着いたようです

もし自分がそうなっていたなら、
・・・遭難かも



  2013.09.05(4日目)

切合小屋から、飯豊本山・最高峰の
大日岳を巡って、御西小屋に宿泊します




目指す飯豊本山が見えています

眺望に恵まれたのは、早朝だけでした



草履塚

飯豊本山に信仰登山をする人々が、
新しい草履に履き替えた場所だと
ガイドブックが解説しています



御秘所(おひしょ)の岩場

飯豊山信仰では、ここを抜けると、
一人前の男に成れると、ガイドブックが
教えてくれました
雨で濡れていて、かなり危険です





09:01飯豊本山山頂2105m

濃霧が強風で襲っています
体・荷物全てびしょ濡れ・・・
何となく、荷物が濡れて重く感じます



12:41最高峰の大日岳(だいにちだけ)山頂2128m

相変わらず眺望無く、濃霧であるも
それ以外は、全て快適でした
高山植物が綺麗・暑くない
・寒くも無い・歩き易い登山道

途中の御西小屋に
荷物を置いてきたから、楽だった



高山植物の花 (御西小屋〜大日岳)

誰か、この花の名前を教えてください

10月5日、地元福島県の人が「ヒメサユリ」であることを
教えて下さいました



ココメグサ (御西小屋〜大日岳)



オタカラコウ(御西小屋〜大日岳)



シシウド(御西小屋〜大日岳)



ミヤマトリカブト(御西小屋〜大日岳)

高山植物の花は、写真よりも数倍美しい色でした



最高峰の大日岳を下ります



14:20御西小屋に戻る 素泊まり2,000円

何も見えませんネ



16:50突然晴れてきた

最高峰の大日岳が見えて来た



新潟県側の梅花皮岳
・北股岳方面も見えて来た



何と! 晴れてきました



二重の虹だから14色かもね



  2013.09.06(5日目)

今日は、御西小屋から10時間歩いて
大日杉駐車場へ下山します

来た道を、そのまま戻ります 
が、昨日苦労した
御秘所の岩場と、
ザンゲ坂を思いだしながら、出発です


御西小屋の水場

残念ながら、この直後から
また濃霧になり、何も見えなくなりました



16:59マイカーの待つ大日杉駐車場に到着
この日は、飯豊町内の
「しらさぎ荘」の温泉に立寄り

翌日13時 浦安自宅着