2015.07  山形県 鳥海山2236m
・月山1984m











所持品:コンロ・食器一式・食糧2食分
・水1リットル用ボトル
・カメラ・携帯電話 他

単独

梅雨末期に2日間晴れましましたが・・・
最終日は大雨でした。

行き:夜行バス利用(東京〜酒田)
各登山口まではレンタカー利用
帰り:JR利用(酒田〜舞浜)




  2015.07.20

東京駅を夜行バスで出発して酒田へ。
今年の9月までの限定で、夜行バス利用者は、
レンタカーを2割引きで借りられます。




  2015.07.21

今日は、酒田でレンタカーを借りて
鳥海山の登山口のひとつ、
象潟口(鉾立)へ向い、
山頂付近の所有者である
大物忌神社が経営する山小屋に
宿泊します(2食付7560円)。

鳥海山の登山口は他に、
矢島口・湯ノ台口・百宅口などが
あります。




鳥海山を目指します。

レンタカーで象潟口の
鉾立駐車場に到着。
酒田からここまで、
バスは片道3000円だから、
バスに比べて割安ですし、
時間に縛られないのが良い。

09:20鉾立を出発。



御浜小屋まではこんな感じの
遊歩道の様な道です。

途中に、唯一の天然の水場である
賽の河原で休憩しました。



11:52御浜小屋に到着。

写真は鳥海湖。
この付近は、ニッコウキスゲなどの
花の宝庫!

お昼の時間なので、多くの登山者は
ここで食事をして引き返すようだ。
山頂まで日帰りで行く人は、
5時頃に登山を開始し、
山頂で宿泊する人だけが、
この時間でも登って行く。



御浜付近に咲く
ニッコウキズゲとヨツバシオガマ。



12:47扇子森という、
こんもりとしたピーク。

午前中は濃霧、午後は雷雨という
予報が見事に外れた。
でもまだ油断してはいけない。
AMラジオを聴きながら
雷雲が近づいているか確認しながら歩く
雷雲が発生するとラジオに雑音が入るからだ。



13:31七五三掛付近。

チョウカイアザミ発見。
花の時期は少しすぎたのでしょう。



14:01千蛇谷の雪渓を横切ります。

この後、雪渓を2箇所横断することに。



鳥海山山頂(新山)2236mが近づく。



頂上小屋に宿泊手続きを済ませ、
先に難易度の高い外輪山の最高峰
の七高山2229mを目指そう。



右が七高山、左側は新山。



16:18七高山2229mに到着。

最高峰の新山2236mとは、
わずか7mの差である事と、
三角点はここにある為に、
こちらを鳥海山山頂とする登山者が多い。



外輪山下山途中に見る新山。

新山には明日の早朝に登ろう。
たとえ雨でも頑張ろう!


  2015.07.22

今日は鳥海山を下山し、
道の駅象潟で温泉に入ってから、
名物の岩牡蠣を食べ、、
月山8合目から
佛生池小屋(2食付8500円)まで歩く
予定です。




04:45鳥海山の最高峰に到着。

ちょっと霧が深く眺望はないけれど、
来ないと後悔しそうだから来ました。



30分待ってみたけれど晴れないから、
小屋に戻ろう。



山頂小屋の周りに多く見られる
チョウカイフスマの花。

この植物も、チョウカイアザミと同様
 この山の固有種だろう。

朝食後、06:05下山開始。



賽の河原まで下山。

ようやくスマホの電波が通じたので、
家族・登山仲間・mixiの仲間と
通信をする。

ところで、スマホは
山ではあまり役に立ちません!
やはり都会向きの通信機器でしょう。
なぜなら、普通の携帯電話ならば
「つながる」場所でも、
スマホにとっては電波が不十分のようで、
会話もメールも出来ませんでした。



下山後、道の駅象潟に寄って見ました。

車を持たない人が、
こんなふうに立寄り出来るのも、
レンタカーの良いところですね。

写真は、4階にある望海温泉です。



これぞ、鳥海山の恵「岩牡蠣」です。

夏山シーズン中は、
鳥海山付近の海では、岩牡蠣の
シーズンでした。
伏流水で育ったミネラル豊富な岩牡蠣を
食べることで、
海を通じて鳥海山の恵みを味わえますよ。

温泉と食事を楽しんだところで、月山に向かおう



14:45月山8合目到着。

15:50夕立になってしまう。

16:15佛生池小屋(9合目)に到着。

この小屋も予約が必要だったけれど、
宿泊は私ひとりだった。

でも、食事は美味しかった。



  2015.07.23

今日は月山の山頂に立ち、下山後、
酒田でレンタカー返却。
JRの陸羽西線・山形新幹線で
帰宅します。


早朝、雨の音で目をさまします。
今回は、雨・雨・雨。

今日は帰らなければならない。
朝食をいただき、04:45出発。



06:10山頂の月山神社に到着。

この月山も、山頂付近の所有者は神社でした。
御払いをしないと山頂に行けないという事で
止める事にした。私有地だから仕方ないでしょう。



月山山頂小屋で一休み。

小屋の人がいい事を教えてくれた。
神社の向こう側から登山道があって、
山頂に行けるそうである。

後悔しないように、行ってみる事にした。
ありがとう!



06:25月山の山頂1984mに到着。

この時は、何も見えず、大雨強風だったので、
感動は無かったが、想い出に残る事でしょう。



晴れそうにないですね。


]
もうすぐ駐車場のあたり。

月山では、写真は山小屋と
三角点しか撮らなかった
ので、一枚だけ撮ってみました。
山はみえませんねぇ






帰りの陸羽西線の窓からは、
真っ黒に増水した最上川が
見られました。

新潟方面の羽越本線は、
ダイヤがみだれていたようです。

最後までご覧くださいまして
ありがとうございました。

舞浜荷駄隊