2016.05  奥秩父縦走 信濃川上から甲武信岳2475m・破風山2318m・雁坂嶺2289m・
      唐松尾山2109m・飛龍山2069m・雲取山2017m・三峰神社まで







      所持品:シュラフ・ツエルト・コンロ・食器一式・食糧9食分
          ・水2ℓ・日本酒2ℓ・カメラ・携帯電話 他

      単独

      一番楽しみにしていた2日目が快晴に恵まれました!

      今回のコースの中では、甲武信岳から三峰神社までは、
      大半が初めて歩くコースなので楽しみでした。

      公共交通利用。




  2016.05.24

勤務先から帰宅し、JR中央線小淵沢駅へ。
今日は、小淵沢駅隣のファミリーロッジ旅籠屋に泊まって、
明日からの縦走に備えます。




  2016.05.25

小海線の始発に乗って信濃川上まで行き、村営バスで梓山へ。
千曲川源流経由で甲武信岳を超えて、破風山避難小屋まで行きます。



JR小海線の信濃川上駅。

ここから村営バスに乗って梓山バス停まで行きます。
乗客は私の他は、小学生が二人。




08:55 バス停から歩くこと1時間30分。
ようやく本来の登山口である、毛木平駐車場が見えてきます。

もちろんここで一休み。




11:45 やっとナメ滝到着。
標準コースタイムを、かなりオーバーしています。
アスファルトを6キロ歩いたから疲れちゃったのです。

ここで昼食を取り、大休止し体勢を整えました。

12:30ナメ滝を出発。




13:40 千曲川(信濃川)源流。

さっきの大休止のおかげで、この後は標準コースタイムを維持します。
良かった! これで目的地に辿り着くだろう。






縦走路に合流しました。急登もここまでだ!

右に行けば北奥千丈岳・国師ヶ岳・金峰山に行ける。
いずれ歩いてみたいコースです。

今日は左、甲武信岳に向かう。




甲武信岳の山頂は三角山。

なので、この急登で山頂に近づいた事がうかがえる。




一休みして後ろを振り返る。

秩父山系で最高峰の北奥千丈岳2601mと、
第二位の金峰山2599mが、高曇りの空の下でそびえている。




14:45 甲武信岳2475mに到着。

さすが百名山。立派な山頂標識でした。




せっかくなので、甲武信岳の山頂を楽しみました。






15:02 甲武信小屋到着。ここは、2食付で泊まれます。
前回はここに泊まって、引き返して帰りました。

疲れていたら、ここに泊まればいいと思っていましたが、
元気なので、頑張って破風山避難小屋まで行ってみよう!




その避難小屋の途中に、もう一つの山(木賊山2469m)があるけれど、
前回行ったから今回はまき道を行こう。

写真は、まき道から見た甲武信岳。

ここから先は、初めて歩く未知の世界です。




16:35 破風山(笹平)避難小屋です。

今はインターネットで他の登山者の登山記録を見る事が出来、
小屋の様子が分かっていたから安心です。

水場まで下り20分が辛そうだったから、
私は千曲川源流で水を汲んでおいたけれど、
先程の甲武信小屋で、1リットル50円で買う事もできます。




予想通りの綺麗な避難小屋です。






小屋は、埼玉県秩父環境管理事務所が運営しております。






懐かしいストーブがありました!

小屋の近くに落ちていた枯れ枝を集めて、着火し
暖を取りましょう。

今夜の宿泊者は、私ひとりでした。
周囲に鹿の声が響き渡っておりました。





  2016.05.26

今日のコースを一番楽しみにしていました。
天気予報では雨でしたが、快晴に恵まれました!

破風山・雁坂嶺・水晶山・雁峠・唐松尾山を辿って
将監小屋まで行くロングコースです。



清々しい夜明け前のひとときを、一人で楽しんでます。

何という贅沢!・・・単独行の醍醐味を存分に楽しもう!




もうすぐ夜明けです。

朝食の準備を始め、
05:15 朝食。

06:05 破風山避難小屋を出発しました。




06:45 樹間から、昨日歩いてきた木賊山方面が望めた。

今日は天気予報に反して快晴の様だ。万歳!




もうすぐ破風山山頂。

ガイドブックによれば、破風山山頂よりも岩場が眺望良しとの事。
ここで一休みしようか。




破風山は、日帰りでは来られない山。

眺望を存分に楽しみます。




この山系は、北アルプスよりも南アルプス(深南部)に似ています。

ゞ枋イ垢覺箴譴肋ない
⊆林帯が山頂まで覆っている
あと・・・なんだっけ?




07:05 西破風山2318mに到着。
地図上では破風山本山である。

遠くからこの山を見ると、ここから東破風山までの稜線が、
家の切妻型屋根に見えると、ガイドブックが教えてくれた。




08:50 次の山頂は雁坂嶺2289m。

先程の東破風山からは、予想以上の下りが待っていた。
雁坂嶺への登り返しは、なだらかな稜線である。






雁坂嶺の山頂は眺望が良い。

振り返ると南アルプス方面が望めた。

この先の地形や樹林帯を考えると、
南アルプスはここで見納めになるでしょう。




雁坂嶺から富士山方面を望みます。

晴天が続きそうですネ。




09:25 国道140号線だった雁坂峠。

雁坂トンネルが開通するまでは、ここは国道でした。
(廃道マニア・国道マニアのホームページより)




雁坂峠の南側は明るい笹原で、
北側は大木の樹林帯である。

北側は国有林で、埼玉森林管理署の立て札があった。




雁坂峠は稜線上の十字路になっていて、
写真は広瀬湖方面からの登山道がある深い谷間。




09:40 埼玉県側に13分下ると、雁坂小屋があります。

この小屋は、夏休みや5月の連休以外は、週末のみ営業。
今日は管理人不在のようです。

ここで水をいただき、食事の準備をします。

寄付金 100円を箱に入れましょう。




食事の準備中に、伝説のトイレを見物に!

雁坂トンネルが開通するまでは、
この道が国道140号線だったから、
国道は、あのトイレ舎の中を通っていたのでした。

・・・伝説になるでしょう




小屋に戻って食事です。

自己流の山の食事では、最近、次のような食材を基本とし、
ご飯でも麺類でも必ず使っています。

〃本県産 きくらげ
長崎県産 芽ひじき
千葉県産 煮干し
し嫁聾産 切り干し大根
テ仔郢此,箸蹐躡布
SB食品 クコの実
Шショウガ(産地こだわらず)
┝家製 タカノツメ

これらを少量づつ、ひとつのビニール袋に入れて、
一食ごとに分けて持参します。

10:20 食事を終えて出発。




11:05 水晶山2158mに到着。

熱くなってきた。

ここでは眺望はなし。
でも、見事な針葉樹林ですよ。

たぶん、樹木はシラビソでしょう。




11:40 次の山は、古礼山2112mですが、
時間の都合で今回はまき道を行きます。

ごめんなさいね。




12:35 燕山(つばくらやま)2004m

今日は、幾つ山頂を通っただろうか?




次の山、笠取山1953mが見えてきた。

そこに行くまで、雁峠(がんとうげ)まで下らなきゃ!




その雁峠が下に見えてきた。

久々に人間の姿が見える!

男性二人はベンチで寝転んでおり、
女性一人は高山植物の写真を撮っているようです。




三人が休憩中の雁峠は日差しが暑いから、
その先の樹林帯にある雁峠山荘まで進む。

13:20 雁峠山荘到着。食事。

この小屋は、今は老朽化で閉鎖されている。
近くに水場も有ったが、荒れているようです。




ここは、多摩川源流の水神社です。

そういえば先程の雁峠が、荒川と富士川の分水嶺で、
ここは多摩川の源流。

ところで、笠取山の登山口を知らないうちに通り過ぎて、 笠取山を諦めてしまいました。




16:07 唐松尾山2109m到着。多摩川水系の最高峰です。

今日最後の山頂は、ひっそりとしていました。






何も見えないので、三角点を写します。

私の場合、山頂など休憩地に到着した時に、
必ずステッキの先端を、来た方向に向けます。

そして、地図と磁石を確認して、
クマ鈴の附いていないステッキを南に向けます。

今回は、来た方向と南が同じ方向です。

そして休憩が終わったら、元気に目的方向に
歩き出します。




将監峠(しょうげんとうげ)

ここで縦走路を外れて10分下の将監小屋を目指します。




17:50 将監小屋に到着。

日没の遅いこの季節だからこそ許される遅い到着でした。




将監小屋のトイレです。

山小屋のトイレとしては、上の上ですよね!




さあ、将監小屋に入ろう。

入口の土間に大きなストーブが有って、
宿泊部屋の入口に料金表が見えた。
素泊まり料金4,500円と、登山計画書を投入。

この小屋の経営者は、昨年の秋に亡くなりました。
ご冥福をお祈りいたします。

小屋を継ぐ人は現在未定という事で、
場合によっては避難小屋になってしまうのです。

是非、営業小屋として存続してほしいものです。




将監小屋の宿泊室です。

綺麗に管理されているので、
恐らく息子さんが、時折来ているのでしょう。

この将監小屋は、水が豊富で、
この山域ではまさしくオアシスでした。





  2016.05.27

今日は午前中が雨の予報です。
雲取山以外は、眺望の無いまき道をひたすら歩きます。

途中、本日の最高峰の飛龍山(往復40分)に寄ってみたい。



06:15 将監小屋を出発。

その後は、ほとんど稜線には出ずに南側の山腹に
登山道は付けられています。

水平道ではなく、山頂に近い場所は登り、
コルに近づくと下ります。




あちこちでアカヤシオの花が見られます。






09:40 禿岩という眺望のいいところですが・・・。

今日は曇時々雨でした。




禿岩から3分程の分岐から飛龍山を往復します。

今度は、シャクナゲが見事です。




10:35 飛龍山2077mに到着。

ここも眺望がありませんが、せっかくなので、
登りました。




飛龍山の三角点で30分の休憩をしました。

なかなか居心地のいいところでしたよ!




北天のタルという分岐点です。

右の下りは三条の湯方面の下山コースで、
左は雲取山方面の縦走路です。




13:25 狼平。

この山域には、三峰神社ほか大小の神社がありますが、
共通の神様が「おおかみ」なのです。




三条ダルミからは、群馬県前橋市からの男性二人と
同行しました。
久々に人間との会話です。

写真は、雲取山山頂直下で奥多摩湖方面からの登山道と
合流したところです。




15:20 雲取山の山頂に到着。

歩いてきた稜線を振り返ります。

甲武信岳が、遥か遠くになりました。
良く歩けたなぁ。




少し歩いて、甲武信岳が良く見えるところに来ました。

今日はもう雨の心配はなさそうです。




もう一度、雲取山山頂に戻ります。

やはり、百名山の標識は立派ですね。

16:45 山頂を後にします。




16:17 今夜の宿、雲取山荘に到着です。

後方は、明日の通過予定の「芋ノ木ドッケ」という
めずらしい山名の山です。




今日は、2食付で布団で寝られます。

私が加入している登山保険証を呈示すれば、
有難い事に 800円引になりました。




雲取山荘付近は、こんな感じの樹林帯です。







  2016.05.28

最終日になりました。
今日は、三峰神社に下山して、西武バスと西武鉄道・JRで
帰宅します



04:23 日の出です。

完璧には見えませんが、綺麗です。

05:40 山荘を出発。




07:03 芋ノ木ドッケ1946mに寄り道しました。

道は一部藪で分かりずらく、登山者が少ないようです。

でもさすが東京都。立派な標識があります。




07:23 メインの下山路に合流し、少し登ると
白岩山1921mに到着です。

「白岩」とは、秩父で埋蔵量が多い石灰岩のこと。




前白岩山から望遠で甲武信岳方面です。

ここで甲武信岳方面の眺望とはお別れです。
楽しませてくれてありがとう!




霧藻ヶ峰1523mから両神山を望む。

ここまでの下山道は、途中に登りも多く、
結構疲れるものでした。




霧藻ヶ峰から、群馬・埼玉・長野県境の三国山。

この山名も意外と多いですね。




霧藻ヶ峰から、上越(群馬・新潟)国境方面。

遠すぎて、山座同定まで出来ませんでした。

この先は完全に樹林の中をひたすら下って、
11:20 三峰神社に到着。

食事をして、
12:35の秩父行きバスに乗りました。



17:10 浦安自宅到着。