2018.07 北海道 大雪山系縦走
所持品:食糧4食分
単独
北海道の山に初挑戦です。
大雪山は、北海道のほぼ中央にあり
最高峰の旭岳2291mをはじめ、
20座近い山々の総称です。
超遠方の山に向かうため、
持物は衣類と食料だけ。
公共交通利用新
浦安〜羽田:東京ベイシティバス、
羽田〜旭川:エアードゥ、
道内:旭川電気軌道バス
2018.07.17
04:20 早朝に自宅を出ます。
今日は山歩きはせず、
層雲峡の旅館までなので、
途中で旭山動物園に寄り道します。
06:45 羽田空港から、旭川行に乗る。
慣れない飛行機。
慣れない個人での予約手続き。
なので、この時間しか予約が
取れませんでした(´;ω;`)。
人気の時間帯は、旅行会社が
押さえているのでしょうか
以前、一度だけ仕事で
熊本まで飛行機に乗りましたが、
その時は旅行会社任せ。
去年のロシア旅行も旅行会社任せでした。
旭川市内で地酒の男山を
2リットルと、ガスボンベを購入。
ガスボンベは機内持込禁止なので、
現地調達しかない
バスは、何処までも真直ぐな道を
快適に走ります。
途中で、旭山動物園に立ち寄って見ました。
さすが、最北の人気の動物園は
混み合っていました。
動画 旭山動物園
層雲峡の宿、銀泉閣の夕食は、バイキング。
とても美味しかった!
以前は一人で贅沢な食事をすると、
寂しくなりましたが、
それも慣れてしまった。
温泉も素晴らしかった。
エアコンは使わず、
窓を開けっぱなしで就寝した。
2018.07.18
今日は、黒岳石室泊まり。
さほど歩かないから、ゆっくりと出発。
09:05 ロープウェイとリフトを乗り継いで出発。
歩きはじめはこんな感じ。
大雪山系は、約20日間も雨や霧が続いたそうで、
みんなが待ちに待った晴天だったという。
なので、東京の高尾山並みに混雑しております!
という訳で焦らずゆっくりと登ろう。
千葉県浦安市の舞浜から来たという女性3人と
しばらく一緒に歩く。
花の多いコースでした。
外国人(西洋人)も多く歩いている。
10:50 やっと、そよ風が迎えてくれる
高台に到着。
9合目の休憩所だ。
黒岳山頂に到着。
この先は大雪山の火口に入って行く
ことになります。
雪渓が多く霧が出て来た。
(いつもだそうです)
スマートフォンもこの先圏外になった。
12:20 山小屋 黒岳石室に到着。
どの位混雑するのか心配でしたが、
大半の登山者は、先程の黒岳で引返して行った。
あす登る予定の北海岳。
クロユリです。
他にも多くの高山植物が咲いていました。
花の名前は勉強不足ですが、
みんなエゾ〇〇という
北海道固有の植物だそうです。
どの山も雪が残っています。
明日も晴れてほしいなぁ。
2018.07.19
今日は、一番楽しみにしていた日。
北海岳・旭岳に登り、反対側に下山します。
05:00 黒岳石室を出発。
晴れています。
キャンプ指定地でテントをたたむ人たち。
05:20 今日一番の難所 川渡り。
靴を履いたまま川に入ると、
靴の中に水が入り不快なので、
靴を脱いで裸足で川を渡ります。
足の裏が痛いし、切れるほど冷た〜い!
でも、1分程度の我慢です。
今朝出て来た黒岳石室方面を眺めながら休憩。
急な登りはとりあえずここまで。
大雪山系全体が見渡せます。 広い!
06:50 北海岳2149mの山頂に到着です。
南側には、トムラウシ山2141m
・十勝岳2077mと、
北海道の屋根が続きます。
西側には、これから行く旭岳2291m。
対向登山者が登って来たので
写真を撮っていただく。
北側の山々です。
1分位南に歩いてたばこ休憩。
喫煙時はいつも山頂から離れます。
北海岳から大雪山系の大きな火口です。
45分の休憩後出発。 誰もいなくなった。
職場の休憩同様、短く感じた45分でした。
隣の松田岳で咲いていた花。
火山の山の稜線上では貴重な植物だと思います。
間宮岳に到着。
ここで、大きな火口を半周した事になり、
火口と別れて別な火口に進みます。
ここでも30分休憩して、旭岳に向かいます。
旭岳への最後の登りです。
まるで急斜面のスキー場を登るようです。
正直怖かったです。
09:05 旭岳山頂に到着しました。
バンザ〜イ!
一番火山の火口らしい火口でした。
北海道の最高峰 旭岳2291mにて。
まだ午前9時。 これから山頂は
大勢の登山者が
やってくる事でしょう。
雲の上の楽園です。
歩いて来た黒岳・北海岳方面を
振り返ります。
この先10メートルも歩けば、
この景色とはお別れです。
ほぼ立方体の金庫岩。
下り始めて10分の良い目印です。
10:23 ここで団体の対向登山者を
待つために
大休止します。
それにしても外国人が大勢います。
西洋人だけでなく、台湾・韓国・中国の人も。
約半数が外国人登山者でしょうか。
活火山です 大雪山!
11:20 姿見ノ池。
登山者の領域はここまで。
この先は、
街中を歩く靴・服装の人が多くなり、
観光客の領域になります。
12:55 今夜の宿に到着しました。
旭岳温泉白樺荘です。
ユースホステルなので相部屋。
疲れているからゆっくり休ませてもらいます。
宿泊代からすれば、食事は豪華だった。
温泉も有り、ありがたい。
2018.07.20
今日は旭川市内を観光し、自宅に帰ります。
旭岳温泉を始発のバス(09:30)に乗り、
道の駅道草館で休憩・買い物。
旭川ラーメン村で旭川名物ラーメン。
アイヌ記念館に立ち寄り、
旭川空港へ。
空港手荷物検査前に、ガスボンベとハサミを
空港係員に渡し、
飛行機に搭乗です。
飛行機は、登山者向きの乗り物では
ありませんでした。
ステッキ・自炊用品・燃料・など
登山者の大切な道具は持ち込めませんでした。
アイヌ記念館です。
勿論アイヌ民族の文化を詳しく紹介しています。
色々な発見がありました。
旭川市出身の友人に教えて頂いた施設です。