2018.09 鳥取県
大山(だいせん)1710m
・氷ノ山(ひょうのせん)1510m
所持品:食糧4食分
単独
鳥取県の山はもちろん、
中国地方の山に初挑戦です。
大山は、鳥取県の西部にあり、
中国地方の最高峰です。
また、氷ノ山は兵庫・鳥取県境にあり、
中国地方では、大山に次ぐ高峰です。
超遠方の山に向かうため、大雪山の時と
同様持物は衣類と食料だけ。
公共交通利用
舞浜〜東京〜米子:JR
(寝台列車サンライズ出雲号)
駅レンタカー
2018.09.11
前日、仕事が終わった後、東京駅から
貴重な夜行列車サンライズ出雲号に乗車。
今回は、JRのレールアンドレンタカー
(トレン太くん)を利用しました。
JRの乗車券が2割引になります。
レンタカーに乗り始める時間が、
11時位になる為、
今日は登山をせずに、
三朝温泉に立ち寄ってから、
氷ノ山の登山口に向かいます。
寝台列車の中の通路です。
私の乗った13号車は喫煙車両で、
B寝台個室でした。
今時、喫煙可能な車両とは
本当に有難いものです。
列車は10時頃に米子駅に到着し、
早速駅レンタカーの
手続きをして出発です。
2018.09.12
今日は氷ノ山に登頂し、下山後に関金温泉に立ち寄り、
明日登る大山の登山口へ向かいます。
レンタカーで、氷ノ山キャンプ場に到着。
06:35 支度を整えて歩き始めます。
今日は晴れそうもなく、午後から雷雨の予想。
キャンプ場を抜けて、本格的な登りにかかります。
20分程登ると、沢を渡ります。
ここで小休止。
ラジオを出して、聞きながら歩きます。
これは、放送の内容を聞きながら、
雷雲の接近を自分で予測するためなのです。
山で有難いのは水場、怖いのは落雷とクマ。
まだまだ樹林帯。
眺望がないので、案内板のある場所で
小休止しながら登ります。
現在地と、あとどの位歩くのか、
分かりやすい。
そういえば、学校登山がひんぱんにあるようです。
07:28 氷ノ越に到着。
避難小屋も立つ休憩に最適な「峠」です。
ラジオに雑音が入らないので、雷雲は来ていない。
雷雲が近づくと、ジーッという
雑音が入ります。(AMラジオ)
先程の氷ノ越からは、県境のなだらかな登り。
右側には鳥取県の設置看板。
左側には兵庫県が設置の看板が見られます。
もう少しです。
でも、深い霧で何も見えません。
08:45 氷ノ山山頂1510mに到着。
霧の中で風が強く、
体がびしょ濡れになりそうです。
おまけに寒い!
どうせ景色が見られないならば、
小屋の中で休もう。
という訳で、朝食の残りを食べて、下山です。
折角なので、山頂標識を探しました。
下山開始直後、少し眺望が良くなりました。
鳥取県内から来たという女性2人とすれ違う。
きっと眺望を楽しめた事でしょう。
10:05 氷ノ越まで戻る。
樹林越しに周囲の山が見えてきました。
10:50 キャンプ場の駐車場に下山。
時間が有るので、鳥取砂丘を見物します。
平日でもあり人影まばら。
カップルばかりとすれ違いました。
その後、関金温泉に立ち寄り、
大山の登山口へ
2018.09.13
今日は、一番楽しみにしていた日。
中国地方の最高峰 大山(だいせん)に
登頂します。
06:05 駐車場を出発。
大山は昔から宗教登山も盛んな山。
このように、登山道は良く整備されています。
三合目到着。
各合目にこんな感じの標識があり、なおかつ
100m毎の標高の標識も有りました。
さらに、何名の登山者が
どちらに移動したのか分る
センサーもありました。
07:45 六合目の避難小屋にて休憩。
雨が強くなった為、雨具の上下を着こみます。
八合目辺りから、雨が上がって
麓の街が見えました!
見えているのは孝霊山と日本海。弓ヶ浜でしょう。
八合目から米子市方面です。
08:57 大山山頂1710mに到着です!
この様に、本当の山頂1729mまでは、
登山道崩壊のため
残念ながら今は行けません。
また霧が出てきてしまった。
山頂小屋に入って、日本酒の熱燗でも飲もう!
これも登山の楽しみの一つです。
避難小屋としての分類ですが、
冬以外は管理人がおります。
頼めばレトルトの軽食程度が出てくるので、
有人小屋(営業小屋)と言って良いでしょう。
管理人室兼売店です。
中年の女性が一人で小屋を守っていました。
この木、何の木?
大山の固有種で、
「ダイセンキャラボク」です。
丁度、赤くて小さな実を付けていました。
11:50 登山口に降りてきました。
体じゅうびしょ濡れです。
帰り道、大山の全山が見渡せる峠を経由して、
皆生温泉に向かいます。
レンタカーのエアコンで、濡れた衣類を
乾かしながら移動です。
17:50 米子駅でレンタカーを返却します。
これはうまい!
米子の名物? 牛骨塩バターラーメン550円!
もしもこの店が、職場の近くに有れば、
毎日でも行きたくなる味でした。
19:56 サンライズ出雲号が、
大雨の中で米子駅に入線。
今回の登山は、行き帰りも楽しめる旅行になりました。