2020.08 山梨県 乾徳山
(けんとくさん)2031m









新装備:軽量ステッキ

所持品:食糧4食分

単独

乾徳山は、惜しくも百名山もれした山。

樹林帯から始まり、谷間・草原・高原、最後は岩場。
あらゆる登山が楽しめる、素晴らしい山でした。

避難小屋の高原ヒュッテも、
立派に改装されていました。

公共交通利用 舞浜〜山梨市:JR、
山梨市駅〜乾徳山登山口:山梨市営バス



2020.08.10

05:55 自宅を出ます。

今日は、山頂まで登らず、
避難小屋の高原ヒュッテに宿泊します。



10:21 バス停から歩いて30分。
登山口に到着です。

思えば、ここまでの30分が、
今回の登山で一番暑さが厳しかった。



10:35 しばらく歩くと水の豊富な沢を渡ります

この辺りは、見事な100パーセントの杉林でした。





11:20 銀晶水という水場で大休止。

外国人の(白人)女性二人が追いついてきて
一緒に休憩。
言葉は「こんにちは」しか通じませんでした。

その白人女性が出発した後に、私も出発です。


11:40 樹林帯が、杉から落葉松に
変わってきました。

杉林に比べて日差しがありますが、いい風が吹きます。


12:40 錦晶水という次の水場で大休止。

水を汲み、水を飲み、
タバコを吸いながら地図を見て、
お菓子を食べて、また水を飲み。出発です。



12:50 錦晶水からわずかで十字路に到着です。

今日の宿泊地、高原ヒュッテも見えています。

左に進んで避難小屋へ。


13:33 昼食後のんびりと小屋のまわりを散策。

この辺りには鹿が生息していて、
時折、小屋のそばまで来ていました。

鹿はかわいいけれど、今は高山植物を食い荒らす
悪者だから、写真を撮らずに追い払います。


鹿の被害者、高山植物。

これ以上、食べられないでください。


小屋の中に自分の寝床を陣取ります。

この小屋は、奇麗なトイレが有るので、
下山中の登山者が、頻繫に立ち寄りました。

その後、「月曜山歩会」という6人グループが
到着されました。


19:59 月曜山歩会さんの宴会に混ぜて頂き、
楽しく食事中です。

写真は、小屋の薪ストーブ。
7人で力を合わせて薪を集めて火を焚きました。


2020.08.11

今日は快晴。山頂を目指します。



05:55 樹林帯を抜けて草原に出ます。

でも、まだ急斜面の草原です。


06:07 これは良く目立つ分岐点の目印です。

登りは私が一番乗りでした。
帰りは登って来る多くの登山者が
休憩していました。

稜線に出たところなので、見晴良好です。


06:14 広い草原から再び樹林帯に入ります。

眺望は無くなりますが、暑さから解放されました。

私はここで大休止。


06:50 いよいよ岩場が始まります。

岩場に憧れれている登山者が多い一方で
私は岩場が苦手なのです。

いつでも引返すつもりでした。


ありがたや。

でも、ちゃんと三点確保。


07:02 カミナリ岩。

早朝の誰もいない岩場を、休み休み慎重に
登って行きます。

帰りも誰もいませんでしたが、
のんびりしすぎると
いろんなものが見えてきて
怖くなっちゃった。

以前登った人のホームページには、
道標の矢印が有りましたが、
今はわからず。


カミナリ岩の先の眺望の良いところから
南アルプス北部。

写真を拡大すれば、山座同定が出来ました。


07:22 これぞ乾徳山の有名な山頂直下の岩場。

山頂を目前にして大休止。

帰ろうか? 登ろうか?


07:26 やったー!

乾徳山2031mに到着です。


今日は快晴、少しのんびりと眺望を楽しもう。



しばらく登っていない南アルプス。

私は、もう一度あの南アルプスに登頂出来るだろうか?


誰でも知っている山。

そして、誰が見ても美しい山。富士山。

07:52 乾徳山出発。下山開始。

昨日の月曜山歩会の方の意見を参考に
登ってきた岩場を下ります。

下山専用道は、荒れているようです。

今期の山行では、
もちろん山頂での感激は最高でしたが、

月曜山歩会さんからの情報提供も
貴重なものでした。

ありがとうございました。月曜山歩会さま!